デスクトップPCを延命するためにCドライブのハードディスク(HDD)をSSD換装を行いました。
SSDとはsolid state driveといって半導体素子を使った可動部分の無い記憶装置のことです。HDDは内部にレコード盤みたいなものが入っていてそれが高速回転しながらデータを読み書きしますが、SSDは半導体素子なのでグルグル回る部分がないため高速に読み書きできます。イメージ的にはUSBメモリーがめちゃくちゃ速くなったものって思ってください。
これまでもCrucialADRENALINEというSSDキャッシュを使って高速化していました。
CrucialADRENALINE自体は60GBのSSDと小容量ですが1TBのHDDにこれをキャッシュとして加えることで1TBのHDDがSSD並みに高速化されるという優れものです。販売当時はすごく話題になった製品です。しかしながらソフトウェアでキャッシュを実現しているためまれにシステムクラッシュが起こることがあって、じゃぁいっそのこと全部SSDに換えてしまおうという運びになりました。
数年前にノート用に買ったSSDは128GBで2万円以上しましたが、今回導入したSSDはCrucial MX100。なんと512GBで同じく2万円くらいです。つまりGBあたり1/4になっているんですね!512GBあれば起動Cドライブにしても十分な容量なので安心です。
移行は写真のように新しいSSDを接続して、付属のディスククローンツールでHDDの内容をSSDに複製するだけで完了。
再インストールも何も必要ありません。
ディスクの複製が終われば、それまで起動HDDが付いていたSTSAケーブルと追加したSSDのケーブルを使え換え直せば完了となります。ちょっとドキドキものの作業でしたが終わってしまえばとても簡単。Cドライブ全体がSSDになったためWindowsの起動もソフトの起動も超高速で快適です。
これで来年秋に出であろうWindows10まで延命させ、必要であれば10に合わせてPCを新調してもいいです。その際はこの512GBSSDはノートPCに再利用できるので無駄がありません。
パソコンが遅いって感じてるみなさん、2万円ちょっとで512GBのSSDが手に入りますのでお正月休みにでも換装にチャレンジしてみてはいかがですか?