11月10日、今年最後のオープン日のメルシャン桔梗ヶ原ワイナリーに行ってきました。ここは長い間使われていなかったのですが、昨今の塩尻ワインの人気で復活したところです。
そんなに大きなワイナリーではありませんが、歴史を感じる古い熟成樽(明治のものも!)あり、「桔梗ヶ原メルロー」という世界で賞をとったワイン専用ともいえる醸造所です。
半地下のセラーにはメルローが入った樽が2つの温度帯で管理されています。すべてをMLF(マロラクティック発酵)させているそうで、酸味が穏やかなのがわかります。冬場は外気を取り入れ酒石酸をわざと凝結させるとのことでした。
今年から醸造を始めたので、このワイナリーで醸造した桔梗ヶ原メルローがリリースされるのは3年後。楽しみなワインです。
塩尻市には、老舗ワイナリーに加え、大手のメルシャン、サントリー、そして昨今では小さな個人ワイナリーも増えだしています。いろんなタイプのワインを楽しめるワインの街になっていくことを期待しています。
シャトーメルシャン桔梗ヶ原ワイナリー http://chateaumercian.com/winery/kikyogahara.html