僕が暮らしている塩尻市は日本有数のワインの産地です。
毎年6月にはワイナリーフェスタが開催されチケットがすぐ完売、全国から観光客が訪れます。フェスタの時はワイナリー周遊バスが運行されるので、試飲しながらのワイナリーめぐりができみなさん楽しんでおられます。
フェスタ以外の普段はというとワイナリーに行く2次交通が整備されていません。JR塩尻駅は東京、名古屋からの交通の要所であり、また松本空港もそう遠くはありません。しかし、そこからの2次交通がないのです。
地域振興バスは運行していますが、これは病院周りなどの生活の足。ワイナリーを巡ろうと思うと、歩くかタクシーになります。自家用車だと試飲できませんもんね。
これまで4年ほど続けている「塩尻観光ワイン散歩」は、塩尻駅西の桔梗ヶ原にあるワイナリーを歩いて回るもので約5kmのコースです。サントリー、メルシャン、井筒、五一、信濃と5つのワイナリーを巡ることができ、歩きなので桔梗ヶ原の空気感も感じることができます。
毎回盛況で、参加者の満足度が高いツアーです。
塩尻市にはワイナリーが16軒あるので、その全部を回るにはバスやタクシーの2次交通は必須。いきなり全ワイナリーをカバーするには敷居が高そうです。まずは、塩尻駅から歩いて回れるコースを整備できればと考えています。
桔梗ヶ原ワインロード構想
です。
回るワイナリーの協力はもちろん、ワインに詳しい塩尻観光ワインガイドの新しい活躍の場として、また地元タクシー会社にも協力を要請してモデルコースを造りたいです。
1つ成功事例ができれば、後に続くことはそうは難しくないはず。
来年はぜひ実現したいです。