11月13日に日本ソムリエ協会の第3回ワイン検定シルバークラスが開催されました。
長野県でも4会場、ここ塩尻会場では10名が受験しました。
ワインの資格では、ソムリエ(接客業)、ワインエキスパート(一般用)が有名ですが、より裾野を広げるための開催されているのがこのワイン検定です。
ブロンズクラスとシルバークラスがあり、
ブロンズクラス:入門編としてご家庭でワインを楽しく飲んでいただける知識を習得します。
シルバークラス:ブロンズクラス認定者を対象に、レストランでソムリエに相談したり、ワインショップでワインアドバイザーからアドバイスを
もらいながら、好みのワインを選んでいくための知識を習得します。
の2レベルが現在あります。
ブランズクラスはテキストも数ページのぺらぺらものでワインの楽しみ方が主な内容でしたが、シルバークラスは80ページもあり世界各国のワイン知識が求められます。かなりレベルが上がります。
それでも、テキストを用いた事前講習会や試験当日の講習で出題のポイントを学習できるので合格は目指せます。僕の場合は上位のエキスパート試験を睨んでいるので数週間本当に勉強しました。暗記暗記です。
塩尻会場の10名は全員合格!ワインの里塩尻にワインに詳しい市民が増えるのはいいことです。
試験内容は、3択の問題が70問、制限時間40分です。
合格ラインは45点でした。
コンセプトとしては試験当日の講習を受ければ合格(ブロンズはまさにこのレベル)できる試験のようですが、シルバークラスはいくら出題項目を言われてもその時間で暗記するのは難しいと思います。事前講習を受けて重要範囲を予め勉強しておかないときついと思います。ただ最低点でいいので受かるだけなら試験当日1発勝負でもいけるかもしれませんが、1万円も受験料を払っているのできちんと勉強することをお勧めします。
ワインを楽しむのに難しい知識は必要ないとは思いますが、知らないで飲むのと知って飲むのとでは大きな違いがあります。
ワインをちょっと勉強したいな!って方にはお勧めの検定試験です。
合格すると、カッコいいバッチももらえますから!