先週の金曜日の9日、平成28年度の中小企業診断士2次試験(筆記試験)の合格発表がありました。
夏の1次試験では、得点調整があったりこれまで60%以上だった正答率が59%に下方修正されたりと大波乱でした。
2次試験でも何か起こるかとも思っていましたが、蓋を開けると例年通りの合格率は2割に落ち着きました。
合格率2割といっても1次試験を突破した猛者揃いでの2次試験、ハイレベルな争いには変わりありません。2次試験の切符を手に入れた4500名の中から上位2割の800名しか合格しない難関試験です。
中小企業診断士2次試験は、1次試験合格後に2回まで受験できます。つまり、1回落ちても翌年は1次試験は免除されます。しかし、2次試験を2回落ちると再び1次試験から振り出しに戻ります。
僕は2次試験は1回落ちましたが、運良く2回目で合格できました。
今年の2次試験はとてもうれしいことがあって、僕の古くからの受験仲間が合格できたことです!
彼とは1次試験の勉強からいろいろ教えてもらい、資料も共有しあってきた仲です。残念なことに僕が先に合格してしまい、彼はその後もずっと勉強をつづけ、今年、2次試験4回目で合格を手に入れました。
勉強量では、僕のやった何倍もやってきていました。それに1回振り出しに戻ってもあきらめず、勉強を続けてきたこと。その成果が今年実りました!
本当にうれしいことです。
中小企業診断士試験は、1次試験合格率が20%、2次試験が20%と、掛け合わせると最終合格者は受験者総数のたった4%しかありません。
合格率1桁の国家試験だと、まず合格までたどり着けない人が大半です。
そんな中、あきらめず、ずっと勉強を続けてきた彼を讃えたいです。
継続は力なり。
合格するまで勉強すれば、不合格はない。
来年から彼と一緒に仕事ができることが楽しみです。