「最近、未来を語ることが少ない。
シンガポールとかマレーシアとか、国がこの先どうなっていくのかを指し示している。
日本が一番、未来を語っていない。」
「先日、ソニーOBを集めたセミナーを開催しました。
Walkmanを作った方や女性初の管理職の方など、たくさんのソニーが元気だった時代の社員に話しを聞きました。
現在は商品のスペックばかりが主張されていて、何に使えばいいのか伝えていない。
Walkmanであれば音楽を持ち歩きたい、というライフスタイルだし、ハンディカムだと旅行でビデオを撮りたい、だからパスポートサイズ、というふうにコンセプトがしっかりあったはず。
昔のソニーは今のシリコンバレーがやってることを何十年も前にやっていたのです。」
「士業も、法定業務だけでは差別化できない。やはりコンサルタントにならないといけない。
コンサルタントは未来を指し示す、これからの話をしていくものです。」
奇しくも僕の中小企業診断士実務補習の恩師(税理士兼診断士)が話された言葉と同じでした。
「税理士は財務諸表は見れるがそれは過去を語っていること。診断士は未来を語らないといけない。」
未来。
もっと目線を先に前に向けなきゃと考えさせられました。