飯田市の「丘の上」と呼ばれる地域は中心市街地ですが、現在はロードサイドにお店が集まったこともあり、少し寂しい街になってるふうに見えます。
しかし、夜は通りに人は歩いていませんがお店に入るとどこからこんなに人が来たの?ってくらい賑わっていたりします。
その「丘の上」ですが、きれいな碁盤の目状に道路が通っています。これは昭和22年に飯田大火と呼ばれるようになった大火災があり、中心市街地60万m2が焼失してしまったことが原因です。
その名残、教訓として、「裏界線(りかいせん)」と呼ばれる小さな路地をあちこちで見かけることができます。
この「裏界線」、建物と建物の間をそれぞれ1mずつ捻出して、延焼を食い止めたり、逃げることができるようにと作られたものです。
下町ではありませんが、こんな路地がいたるところに作られており、これもまた飯田の歴史を物語るものとなっています。
JR飯田駅からだいたい徒歩で半径20分くらいの範囲に街は収まっているので、散策するにはちょうどいいコンパクトな街です。
昨日紹介した動物園も駅から15~20分くらい。レトロなお店も多いので、カメラ片手にお散歩するにもってこいです。