「稼ぐまちが地方を変える」講演会@千曲

千曲商工会議所千曲商工会議所主催の、まちなかキャンパス『杏都サロン』「稼ぐまちが地方を変える」に参加させていただきました。

千曲市は人口約64,000人、僕が住んでいる塩尻市の約68,000人とほぼ同じ大きさのまちです。千曲市でも屋代駅前を中心としたまちづくりに取り組まれており、まちなかキャンパス『杏都サロン』として市民の勉強会や活動をされています。

今回の講演会は従来のまちづくりの概念を覆した「稼ぐまちが地方を変える」の著者木下斉さんを招いての「稼ぐ」まちづくりのお話しです。

偶然にも「稼ぐまちが地方を変える」を読んだばっかりであり、従来のボランティアベースの社会貢献的なまちづくりに疑問を感じていたので絶好のタイミングでした。

木下さんの歯に衣着せぬ話しぶりは痛快で、これまでの官主導のまちづくりの失敗例を紹介したり、だからこそ民主導で最初から採算をはじいてからのまちづくりの重要性を話されました。補助金は麻薬で悪でしかないとも。
不動産価値を上げるため、ここで商売をやると儲かると実感してもらう、に主に不動産オーナーを中心とした小さなまちづくりに取り組まれています。

少子高齢化は悪いことでは無く、事実として受け止め、縮小化社会だからこその手法でまちづくりを行わないといけない。過去の拡大フェーズでは、まず人口拡大は都会で起こり、その都会の成功例を田舎に持ってくればよかったのだが、今の縮小は地方から起こっている。そこに都会のお偉い先生連れてきてもしょうが無い。自分たちの課題は自分たちで解決し、地方が連携し成功例を共有し合い政策提言をすべきだ、と。なるほど納得です。

僕たちが来年から開校する信州アルプス大学のタグラインは、

ひとりひとりがもっと生み出す社会へ

です。ひとりひとりがもっと「稼いで」「モテる」ようになれるような場にしていきたいと思っています。

稼ぐまちが地方を変える

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