この時期は何か新しいことを始めたり、取り組んだりする時期でもあります。
僕も国家試験の勉強をしてきた経験から資格取得や異業種交流会などいわゆる「自己啓発」に取り組んできました。会社の同期同士で情報処理技術者試験を受け続けたこともあります。日経ビジネス、ハーバードビジネスレビューなど専門誌を毎月5冊ほど購読もしていました。
自分一人の自己啓発が基本でしょうが、仲間で「自己啓発」に「ハマる」とエスカレートします。
「自己啓発ハイ」ではないですが、専門誌の購読、異業種交流会、朝活、通信教育などなど自分への投資に満足感、やってる感を感じてきます。
高度成長期でもなく、いつまで会社が続くかわかりません。
自分のことは自分で護る。会社内の基準ではなく、社会一般での基準で通用するような人財にならないといけないと思ってました。
そして周りの人間を「おまえら何も考えずによく毎日会社来れるよな」とも思っていました。
でも会社を辞め、独立して自営業をやっている今、そんな自己啓発に頑張って取り組んでいる人たちを素直に見れない自分がいます。かつては同じだったのに。
「自己啓発」は私を啓発しない
この本はご自身も自己啓発に多額のお金をつぎ込み、失敗し、それを振り返りながら、「自己啓発」って何なんだを考えさせる本です。
つづく