「A NEW TYPE OF COMPUTER」 Chromebookは使えるか?(前編)

Chromebook

GoogleAtmosphereで現物のChromebookに触ってAmazonで発注して1ヶ月が経ちました。
それまで使っていたLet'sNoteに加えてのChromebookですが、出番はChromeBookの方が増えました。

■ハードウェア

僕が購入したのはAcerのC720というChromebookです。

Chrome OS™ - Intel® Celeron® 2955U processor (1.4GHz)
- 2GB DDR3L memory
- 16GB solid state drive
- 11.6" LED TFT LCD display (1366 x 768)
- Intel® HD graphics
- webcam
- Chrome OS™ keyboard
- Wireless
- Bluetooth®
- HDMI®
- USB 3.0
- card reader
- 8.5-hour battery
- 1-year limited warranty.
Color: Granite Gray

■外観

見た目はまんまノートPCです。
高級感があるかというとそこまではいきませんが、落ち着いたグレーの配色は決して値段が3万円のPCだからってほどのチープさは感じさせません。
キーボードも至って普通。安いものだとキーボード全体がふにゃふにゃに打つたびにへこむものもありますが大丈夫です。
キーボードは米国仕様のUSキーボード。ファンクションキー部分はブラウザの操作キーになっています。
ディスプレイも特段きれいってことはありませんが、ビジネス用途としては十分です。
全体的に「使うためのモノ」とみれば不満がでるものではありません。

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■Chromebookでできること

WebブラウザChromeでできることは何でもできます。
業務系になると、以下のようなものを使います。
メール:Gmail
カレンダー:Googleカレンダー
Web会議:Hangouts
オフィス:GoogleDocs、OfficeOnline
ファイルの保存先:GoogleDrive、ローカルSSD

問題になるのはMSOfficeの取扱でしょう。
GoogleDocsでMSOfficeを取り扱うことはできますが、やはり不安が残るため、MSOfficeについてはマイクロソフトのOffice365やOfficeOnlineを使うことで互換性の問題はかなり回避できます。
しかしながら正直な現状としてはOffice文書の取扱いは無理してやる必要はないと思います。

■Chromebookならでは使い方

起動の速さと電池の持ちの良さから、タブレットの代わりとして使っています。
天板を開けると数秒で起動し、スリープ状態からは瞬時に使える状態になります。電池も公証8.5時間ですが、7時間は持ちそうです。実際に1日1時間くらい使って1週間は持ちました。

■「A NEW TYPE OF COMPUTER」

この文言通り、Web利用専用、オンライン専用の端末がChromebookです。
クラウド利用前提の割り切った利用シーン、それに見合った割り切ったハードウェアにより、高速性と電池の持ち、そして価格を実現しています。
クラウド前提のため、OSは自動でアップグレードするし、ウイルス保護も特別なソフトが不要です。このような何かと気を使わないといけない部分からの解放は上級者以上に初心者は恩恵をこうむるところでしょう。

後編では、もう少し詳しく使い勝手をご紹介します。

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