[0955] よろず支援拠点

今年4年目をむかえる「中小企業・小規模事業者ワンストップ総合支援事業」、通称「よろず支援拠点事業」、僕もコーディネーターとして従事させていただき3年目となります。

「よろず支援拠点事業」はその名の通り中小企業者さまの経営に関わるさまざまなお悩み事をお聞きする窓口で、昨年は全国で187,875件もの相談実績を誇ります。ここ長野県でも3,591件の相談実績です。

実際僕も年間100社以上の会社さま個人事業主の方を訪問しご相談を伺っています。業種もさまざまで製造業、旅館、用品店、飲食店、幅広く対応しないといけないことが特徴です。相談内容は売上拡大が一番多いのですが、その原因や対応策は千差万別で、当然僕1人の力では対応できないケースも多々あります。

そういった場合、他のコーディネーターに相談したり、専門家派遣制度を使ったり、県の他の機関と連携したりとワンストップで課題解決に取り組みます。

主に金融機関の担当者と同伴でお伺いしますが、商工会・商工会議所、保証協会と関係する機関と一緒になって相談者さまに対応することが多いです。

僕の実績としては数えてみるとこの2年間で222社、390回以上の相談を受けており、長野県内は松本から下半分の中信・諏訪・木曽・伊那・飯田は訪問させてもらっています。中小企業診断士としてこれだけの企業をみさせてもらった経験は業種を越えてのアドバイスにとても役にたっています。

年々相談件数が増えるに伴い、現コーディネーターだけでは対応が難しくなってきたので長野県よろず支援拠点ではこの4月から4名のコーディネーターを新規に採用し体制強化を図っています。

中小企業・小規模事業者のみなさんは、ぜひ一度各県のよろず支援拠点にお声がけください。1人で悩むよりもコーディネーターと話すことで解決の糸口が見えてくるはずです。

よろず支援拠点全国本部 トップページ:http://www.smrj.go.jp/yorozu/

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