ビジネス頭を創る7つのフレームワーク力

知人から勧められての初めての勝間本です。
勝間和代さんのことはテレビでよく見かけるので、なんとなくタレント本みたいな感じがして敬遠していました。ですので、まず自分じゃ買わない本なのですが、せっかく勧められたので読んでみることにした次第です。
感想は、すごくわかりやすい!内容もそうですが、構成もわかりやすく、なるほど!ベストセラーになった本だけあるというものです。
タイトルの”7つ”というキャッチフレーズのもと、各章すべてを、”3つの基本テクニック+4つの実践方法”という7つの節で構成しており、パターンとして読んでいけることに感心しました。まさに、フレームワークにそって話が展開されています。

分析のための①論理思考力②水平思考力、考えを整理し人と共有するために③視覚化力④数字力⑤言語力、そして思考と実行をつなぐための⑥知的体力⑦偶然力、を7つのフレームワークとして取り上げています。

論理的思考力=絞り込む思考法、はコンサルタントとして様々な考え方のフレームワークがあります。それに加え水平思考力としての”広げる思考法”で、前提条件を疑い直感的に考えるこの重要性を説いています。
論理的思考力+水平思考力で分析したものを、視覚化力+数字力+言語力で整理し、人と共有できるようにします。この3つの力が伝え方、表現力の肝でコンサルタントの腕の見せ所だと思います。

特に数字力については、この本を読んでの一番の収穫でした。”数字は、具体性を持ち、信頼性を持つがゆえに、逆に直感に訴える”とはこれまで自分では思いもしなかったことです。数字力については、また別の機会にご紹介したいと思います。

初勝間本にして、強い感銘を受けました。食わず嫌いはいけませんね。
この本に書かれてあることはビジネス頭=コンサルタント的思考法を身につける上でのよい指針となると思います。

ビジネス頭を創る7つのフレームワーク力

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