九州へ⑤~熊本ワイン~

熊本ワイン

熊本ワイン

熊本地震、多くのみさなんが被災され大変なことになっています。
もともと九州は地震に縁のない地域でした。そこに突然の地震、備えようもなかったかも知れません。

僕の実家、広川でも震度5あり、生まれて初めての地震だったと母も言っていました。
幸いにも広川は揺れはあっても被害がないかったので一安心でした。

その実家広川から60数キロ、ほとんど熊本市に近いところに熊本ワインはあります。
せっかくの機会なので訪ねることにしました。車で1時間弱です。

神の雫にも登場したシャルドネ

神の雫にも登場したシャルドネ

ワイナリーもかなり地震の影響で揺れたそうですが、現在は通常通り営業しています。
長野県塩尻から来たというと、男性社員の方が丁寧に説明もしてくださいました。

熊本というと塩尻よりかなり南、ワイン用葡萄を育てるには暖かすぎる気がしましたが、生食用葡萄からもワインを作っており、いくつもコンクールで賞を受賞してるそうです。

特徴は南国だけあってフルーティな香りと味だそうです。
お勧めを聞くと、お一人様1本限りの限定のシャルドネとコンクールで賞を受賞したデラウエアを勧めてくれました。

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お勧めの2本

■菊鹿シャルドネ2015

日本で飲もう最高のワイン2015で、専門家部門でゴールド、愛好家部門でシルバーの2つの賞を受賞したワイン。あの神の雫にも登場しています。
熊本県北部の山鹿市菊鹿町で採れたシャルドネを100%使用したワインです。

 

■デラウエア

日本で飲もう最高のワイン2015で、こちらも専門家部門でプラチナ、愛好家部門でゴールドの2つの賞を受賞したワインです。

長野県ではワインを観光資源の1つと捉え、県をあげて振興策をとっています。
熊本県はお世辞にもワイン用葡萄栽培に適した気候ではありませんが、ワインは嗜好品でもあることから個性的な熊本らしいワインが作られるのでしょう。
安定した味を提供することも大切ですが、その地方の風土や気候、毎年の天候に左右されながら人の手でその年その年のビンテージが作られ、それを楽しむ。ワインは文化だとそう感じさせます。

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