働き方を考える(6)~フリーランス編~

フリーランス

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日本の企業数の99.7%が中小企業で、全従業員の7割が中小企業で働いており、5%が雇われない働き方をしている。

これからその5%の個人事業主について詳しくみていきます。最近では、コ・ワーキングスペースなどの集まる若手起業家が注目されており、彼らに対する創業支援も活発になってきています。

彼らのことを「フリーランス」といって最近ではメディアを賑やかしてもいます。
フリーランスというと、スタバでマック開いておしゃれに仕事している、デザイナー、プログラマーというイメージがあります。製造業とか農業みたいな地に足のついた仕事ではなく、いま風の感じです。

僕もさまざまな企業向け経営支援をおこなったり創業支援をしていますが、コ・ワーキングスペースに集まる起業家は職種にえらく偏りがあるように感じています。また、若者・女性向け創業支援も盛んですが、一部では創業数を競う傾向があり、本当に経営知識を身につけての創業なのかは怪しいものもあります。

 

これらを具体的な数値データをもとに読み解いていきます。

フリーランス(freelance)とは、free(自由)+lance(槍)が語源で十字軍時代の傭兵からきています。組織に属さず自分を力を買ってもらう働き方です。

小規模企業白書では、

特定の組織に属さず、かつ、常時雇用する従業員がおらず、事業者本人が技術や技能を提供することで成り立つ事業を営み、自分で営んでいる事業が「フリーランス」であると認識している事業者

と定義しています。演繹的ですね。

 

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