南アフリカ白ワインの飲み比べです。
白の代表的な品種である、シャルドネとシュナン・ブランをテイスティングしました。
シャルドネは、色が薄く、香りはあまりしません。
でも口に含むとまだ酸味が残っており、辛口で後味も爽やかです。
シュナン・ブランは、シャルドネよりは少し黄色っぽく、香りも甘い感じ。
口に含むと、ふくよかで甘みがとろりと広がりました。
シャルドネと比べればシュナン・ブランはデザート系かなって思えます。
南アフリカは新世界に属されるワイン産地ですが、その歴史は長く、チリやオーストラリアよりもずっと前からぶどう栽培、ワイン醸造が行われていました。これは、大航海時代、ヨーロッパから喜望峰(南アフリカ)を経て、オーストラリア、チリへとワインが伝えられて経緯によります。
WO(Wine of Orign)と呼ばれる原産地呼称制度の1973年制定とワインに力をいれており、まだ日本ではそこまで広がっていませんが、目が離せないワイン産地です。