年に一度の必須研修

今年の理論政策研修は面白いものでした。

理論政策研修とは中小企業診断士の資格登録更新の必須要件の研修です。義務的に受講する人もいますがそれではもったいない。せっかく80分x3本のテーマ講義を聞くのですからちゃんとお持ち帰りしないといけません。

「新しい中小企業施策について」 長野県産業労働部 井口さま

長野県の基本戦略である「しあわせ信州創造プラン2.0」を中心にこれから県が力をいれていく施策の概要、特に製造業の1人当たりの付加価値額を高めるためにさまざまな施策がでてくることがわかりました。

しあわせ信州創造プラン2.0~学びと自治の力で拓く新時代~[ms_icon icon="fa-link" size="18" color="blue" icon_box="no" class="" id=""] 

 

「中小企業の知財戦略支援」 日本フェニックス株式会社 木内先生

僕も長年携わっている知的資産経営についてです。知的資産経営報告書を作ったことで業績が回復した企業の事例、計画書策定のための支援マニュアルなど具体的な内容でした。
なかなか知的資産経営といっても浸透率は低いのですが中小企業こそ「稼ぐ力」の源泉としての知的資産にもっと着目してほしいものです。今週から須坂商工会議所で知的資産経営入門講座を開催するのでタイムリーなテーマでした。

知的資産経営支援実践マニュアル

「中小企業の人材確保・活用支援」 原祐治事務所 原先生

労働人口不足に伴う高齢者雇用の現状や課題についての講義でした。なんと高年齢者雇用促進法では高年齢者とは55歳以上の者と定義されていることにびっくり!定年を65歳までに延長する施策の中で、役割をはっきりとさせることが重要だとのことです。
山梨県北杜市の「ひまわり市場」は原先生の知り合いでも社長からの話で写真も豊富で中小企業の高齢者雇用のいい事例でした。

 

研修後は有志で懇親会です。

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