教養としてのワイン

ワイン関係の書籍は、ワインそのものを解説紹介するものもあれば、その歴史背景を紹介するもの、ワインに合うおつまみを紹介するものなど幅が広いです。

この書籍はビジネスピープルが教養として知っておくワインの知識について幅広く語られています。

海外オークションの仕事をしていた著者の世界は、普段の僕らの世界とはちょっと違うエグゼクティブなものですが、ワインを親しむことは僕もビジネスに役にたつと実感しています。

茶道や華道と同じように、その作法、成り立ち、歴史を学ぶことはその「道」を学ぶことになります。ワインも紀元前から人類がつくってきた最古のお酒なのでそこにはたくさんの文化があります。

作り手の考え方、生産地の気候、テイスティング時の手順・考え方など、ビジネス上の課題を考える上でとても参考になります。

基本を守ること、良いところを引き出すこと、論理的に考えることなど、ワインと接していると普段の生活や仕事でのものの考え方が豊かになってきます。

ワイン道、輪飲道とでもいいましょうか、人と人をつなぐお酒であるワイン。ビジネスピープルとして知っておいてもらいたい内容いっぱいの本でした。

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