確定申告⑤控除されるもの

確定申告

確定申告で納めるべき所得税を計算するには大きく4つのステップがあります。

①各所得の計算:所得を10種類の各所得に分類し、それぞれの所得毎に所得の金額を計算
②課税標準の計算:①で計算した所得を合算し、損益通算や繰越控除をおこない、課税標準を求めます
③課税所得金額の計算:課税標準から所得控除額を控除し、課税所得金額を求めます
④納付税額の計算:課税所得金額に税率をかけて税額を計算し、税額控除額を控除し、最終的な納付税額を求めます

確定申告に関しての具体的な例は別記事で紹介するとして、ここではどんな控除があるのかを主なものを紹介します。

■所得から直接差し引かれるもの(所得控除)
医療費控除(一定額)
社会保険料控除(全額)
小規模事業共済等掛金控除(全額)
生命保険料控除(旧最高5万円、新最高4万円)
寄付金控除(ふるさと納税など)
配偶者控除(38万円)
配偶者特別控除(配偶者の所得に応じて0~38万円)
扶養控除(38万円、19歳以上~23歳未満は63万円)
基礎控除(一律38万円)

■所得税額から差し引かれるもの(税額控除)
住宅借入金等特別控除

これ以外にもいろいろ控除はあって税金の仕組をしらないと損しちゃいます。

控除を受けるには保険料納付証明書や生命保険控除証明書などが必要なのでしっかり書類は保管しておきましょう。

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