財務省:給与所得者の所得税額計算のフローチャート(平成26年分)より
サラリーマンのみなさんは、税金についてはよくわからない方多いですよね?
かくゆう僕も会社任せで全く税金には無頓着でした。
ファイナンシャルプランナー(FP)試験を受けたことで、税金の仕組み、保険の仕組みを知ることになりました。
「収入」と「所得」の違いもわかんなかったんですから。みなさんわかりますか?
給与明細についてもまじまじと見たことありませんでしたね。
FPの勉強で給与明細をきちんとみて、その計算過程を自分でやってみて、本で読んだ所得税の仕組みがなりほど!と実感したものです。
そして出会ったのが、「給与明細は謎だらけ サラリーマンのための所得税入門」。
給与明細だけで1冊の新書になっちゃってます。
ほんと税金に無頓着なサラリーマンのみなさんにはこの本お勧めです。
FPの勉強した後に読むともっと理解が深まります。
会社からいただいた給与”収入”から、一律に決められているサラリーマンの必要経費=給与所得控除を引いて、基礎控除、配偶者控除などの所得控除を経て最終的に課税所得を求め、所得税がいくらってとこまで順を追って書かれてすごくよく理解できます。
会社から労働の対価としての基本給以外に、住宅手当、通勤費などのいろんな手当がありますが、それらは給与なのか?所得税の対象なのか?ちなみに、月10万円までの通勤費は非課税なんですよ。
年末調整という次期まで数ヶ月。
年末調整でお金が戻ってきて喜んでる場合じゃありませんよ!
一度、ご自身の給与明細をじっくりながめてみてはいかがですか?