釜石を訪ねて①~市街地編~

イノベーション東北で釜石観光物産協会さんのホームページリニューアルをお手伝いさせていただいています。
GoogleHangoutsでテレビ会議でお話をしていましたが、このお盆を使って釜石に向かいました。
僕としては初の東北、そして4日間の車での一人旅でした。
これから4回に亘って釜石の様子をお伝えします。
第1回:市街地編として街の様子
第2回:食べ物編として、釜石のグルメ
第3回:観光編として、鉄の街の歴史や豊かな自然
第4回:まとめ編として、釜石を含む今回の旅の所感
をお話しようと思います。

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長野県塩尻市から岩手県釜石市まで約750km。高速道だけでも休まずに7時間です。
結果的に休憩込みで11時間かかりました。塩尻を朝方3時に出て釜石に午後2時着です。

目指すは、釜石観光物産協会のある「シープラザ釜石」。
ここで観光物産協会の佐々木さん、釜石リージョナルコーディネーター(釜援隊)の鹿島さんと初リアルご対面です。
夕方まで会議室でWordPressの操作方法を対面でレクチャーさせていただきました。
当たり前ですが、ネット経由でやるよりも実際に顔みながら横についてやるのはわかりやすいですね。
シープラザ釜石

釜石は新日鉄釜石鉄工所がある古くからの鉄の街です。
中心市街地の真横にど~んと新日鉄の工場があるのが特徴です。常時、水蒸気の白い煙が上がっています。
新日鉄

また港湾都市でもあり、港には巨大なタンカーが横付けされ作業が行われていました。潮の香りがすごくします。
この写真の風景では西日が当たって港湾全体が幻想的に見えました。
釜石港

このような浸水注意の標識を見るのは初めてでした。この標識はいたるところで目にすることになりました。
結構、海岸線沿いの道は上下に上り下りがあって、この看板が出てきます。
浸水注意の標識

また3年前の津波の高さを物語る標識も至る所に設置してあります。
街中にまでかなりの水位があったことを物語っています。
津波の高さ津波の高さ

イオンモールができたばっかりで街に賑わいが増しています。
他のイオンと違って1階は駐車場になっており、2階と3階が売り場になっているのは考えてのことでしょう。
イオンイオン

釜石市は海に面した新日鉄工場を構えるユニークな街の造りをしています。
JR釜石線と三陸鉄道が通っており、駅前には物産館やスーパー、のんべぇ横町などの繁華街があります。
駅から10分ほど歩くと数件のホテルが建っており、この7月末にはルートイン釜石ができたばっかりです。

イオンなどの巨大モールもありますが、地元商店街も仮設の建物を使って元気に営業しています。
釜石駅

仮設住宅だけはなく、商店街、コンビニなど人々の生活にかかせないものも仮設の形ですが営まれています。
初日の夜は釜石のみなさんと仮設商店街ののんべぇ横町で一杯やりました。
こういった街の復興、まちづくり、そして人と人のつながりがよけいに大切に感じられます。
中小企業診断士としてもぜひ街の経済活性化にご協力できればと思います。

商店街

商店街2

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