前回は調べ物代行サービスの「レファレンス」をご紹介しましたが、実際に自分で調べる場合の資料も図書館にはそろっています。
現代はインターネットでたいていのものは調べることができますが、その信憑性や正確度には保証できない情報もたくさんあります。
より正確な信用ある情報源として白書や各種統計データなどの政府刊行物、シンクタンクなどのデータベースから情報を得る場合が多くあります。
例えば僕の住む塩尻市の図書館には、
・各種白書
・帝国データバンク会社年鑑
・業種別審査事典
・業種別業界情報
などの紙の資料に加え、
・日経テレコン
のデータベースも無料で利用できます。
白書類はインターネットからPDFでダウンロードできますが、業種別審査事典や日経テレコンが利用できるのはありがたいことです。
業種別審査事典では、はじめて接する業界の概況を知ることができるため重宝してます。日経テレコンは前職時代は企業で契約してさまざまな情報を閲覧していました。個人で日経テレコンの契約は高額なため公共の図書館で利用できるのは助かっています。
大企業に勤めていない個人事業主や中小企業の企画部門の方とかにとっては、図書館のデータベースサービスの活用は利用しないともったいないですね。