IWGP=池袋ウエストゲートパーク、です。
大のお気に入りの小説で、もう20年も経つそうです。そんな経つかな???
初めてIWGPで出会ったのはテレビドラマ、宮藤官九郎脚本でTOKIOの長瀬くんが主役のマコトを演じていました。
このドラマが2000年なので、もう17年も前のことです。
小説の舞台の池袋に行って、池袋西公園にも行きました。池袋の町も歩きました。ここにマコト達が住んでいるって。
7~8巻まではさすが!石田衣良!と時代の先端を切ったテイストでしたが、その後は中だるみも正直ありました。
発生する事件の小規模化、時代の流れでしょうか、正義と悪の明確な区別が付きにくく終わり方も今ひとつ・・・
そんなストーリーが続いていましたが、
今回の13巻は、久々に往年のIWGPを彷彿させるストーリー。
マコトも二十代半ばと初期からは大人になっているので、そうそう派手なドンパチはありませんが、知的、大人な対応が現実的でもあります。
ストリート、という現実世界だけでなく、今はネット社会、そういった架空の虚構な世界も否応なく入ってきます。
でも、僕たちは毎日生きていて、メシを食って生活している。
ただだらだらと過ごすだけの毎日かもしれないけど、でも、生きている。
20年経っても、IWGPは僕の大のお気に入りの小説、世界観を持っています。