2回目はどうだった?SAKE DUPLOMA試験

8月30日、日本ソムリエ協会の認定資格試験「SAKE DIPLOMA」の2回目の試験を受けてきました。

「SAKE DIPLOMA」とは日本ソムリエ協会が昨年から始めた日本酒に関する認定資格試験です。米の種類、酒の種類、産地など、日本酒全般の知識を問うもので、日本酒を日本から発信しようという今だからこその資格になっています。

試験は筆記試験ではなくCBTといってパソコンの前で受験するもので、受験期間中に2回まだ受験することができます。8月20日に第1回目を受験し、年号や山田錦の歴史がやたらとたくさん出ていたことにびっくりしましたが、その出題傾向を踏まえて10日間みっちりと年号暗記と山田錦の歴史に努めました。

結果はやっててよかった、年号暗記!

1回目も「山田錦の里がオープンしたのは何年?」というどうでもいい問題が出ましたが、今回も「JAみのり東条ライスセンターができたのは何年?」(まさかこれが出るとは思わなかったのですが前回の問題レベルを考えると出題もあるかな、と思ってました)「年貢制から地租制に移行したのは?」と、どうようのどうだっていいような問題が出ました。酒造好適米の年号や酵母の年号もたくさん出題されました。

日本酒の知識を問うというよりも完全にクイズでした。CBTだとたくさんの問題を作らないといけないので、とにかく教本の隅から隅までが問題の対象となり、大切な箇所との重み付けがされていない感じを受け、出題者の意図が反映されにくいものになっているのではないかと思います。

かといって、覚えていればいいだけなので、そういう試験だとの割り切って臨まないといけないのでしょうね。でも、試験のありがたみはかなり減少したでしょうね。

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