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映画:富士山頂

富士山頂

これまでDVD化されていなかった石原裕次郎主演の映画が先日、リリースされました。
「黒部の太陽」「栄光への5000キロ」「富士山頂」「ある兵士の賭け」「甦る大地」の5作品で伝説の映画と言われていたものです。

「富士山頂」は、富士山山頂に台風観測のための巨大レーダーを建設する男たちの物語です。富士山レーダーが稼働するとこれまで捕らえることができなかった遠方の台風などがキャッチでき災害予防にとても貢献できることになります。

政治的圧力、迫り来る工期、そして台風と、物語はいくつもの見せ場がありますし、それぞれの立場での男たちのドラマがあります。
富士山頂まで荷物を運ぶには9合目までは馬、そして最後は強力(ごうりき:人間で運ぶ)でした。その馬方の頭が勝新太郎(若いです!)。ここで勝新太郎は富士山レーダー建設を機会ととらえ事業の大転換をします。馬で運ぶのを止めてブルトーザーで運ぶことにしたのです。これからの時代を見据えて、馬からブルへ変えたのです。こういう映画の中にでも、企業の生き残り戦略がみられるとは、実に興味深いです。

ラストシーンで、裕次郎が富士山レーダーを遠くに見ながら石に足をかけるシーンは、波止場での同様のシーンを彷彿させ、時代を感じさせます。

富士山レーダー

世界遺産登録に沸く、富士山。観るにはタイムリーな映画です。