ちえてらすコンサルティング

日ごとの計画は立てません!

日ごとの計画は立てません!

日ごとの計画は立てません!

前回は、1年で100日計画を実施する切りのいいタイミングは6回もあるというお話をしました。

では、計画を立てる期間、幅はどれくらいがいいでしょうか?
僕は中学校の夏休みなどに、1日ごとの学習計画を立てたり、目覚時計の文字盤に、9時〜12時は勉強時間、12時〜1時は昼休みなど時間ごとに目盛りをつけたこともありました。
が、結果は、1日目で頓挫・・・まったく情けないものです。

往々にして計画する際は盛り上がって詳細な計画を立てがちですが、計画を立てることが目的ではなく、結果を得ることが目的です。そこを勘違いしてしまうと、プランナーズ・ハイになってしまいます。

■工場に見習おう 3種類の計画

前回のお話でも100日(3ヶ月)計画のお話をしましたが、1つの目標を立てるにも、その成果を確認するにもこの3ヶ月はちょうどいい幅だと思っています。
ここではきちんとした計画によって製品を作らないといけない工場の計画を参考にしながら、個人の計画立てに役立てていこうと思います。

工場で製品製造をきちんとやることを「生産管理」と言います。
生産管理はさらに「生産計画」「生産統制」の2つに分けられるのですが、今回のお題は前者の「生産計画」についてです。

生産計画を立てる際に3つの計画にわけて作成します。

大日程計画 1年単位の総合的な計画、全工程、全製品を網羅。
中日程計画 数ヶ月単位の計画。品目別の生産量や部門単位で立案。
小日程計画 数日〜1週間などの短期の計画。
具体的な作業割当や生産順序、人や機械の割当を行う。

工場が行っているこの3種類の計画を個人の計画立案に生かさないことはないですよね。これを僕が年1回の国家試験対策にたててどのように計画をたてたかというと(試験は1次試験が8月、2次試験が10月で前年12月からの計画になります)

大日程計画:
1年間を、12月(年内)、1〜3月、4月〜GW、GW〜7月、8月〜9月、10月(直前期)と分けて、それぞれの期間で達していたい状態を明確にしました
中日程計画:
大日程で分けた各期間に対して、どんな学習をするか、使い教材は何か、受験各科目ごとの進捗具合などを設定しました
小日程計画:
月ごとの達成目標や、科目ごとに何をどこまでやるか(問題集の章、単元)を定め、週ごとに割り振りました。

と、こんな感じです。実際に作った計画は下のようなものです。これも何回目かのバージョンです。なんとも楽しい計画表ですよね。これを机の横のすぐ目に付くところに貼っていました

2012スケジュール_2
※クリックすると大きく表示されます

■計画を立てる際の3つのポイント

1つ目は小日程計画は月単位で、最小管理単位は1週間にしています。間違っても日単位では進捗を管理しないこと。

2つ目は中日程の切り方にも関係しますが、模試などを予め割当てそれをマイルストーンにして進捗を意識したこと、お正月、GW、お盆などは別の短期計画を立てたこと。

3つ目はそもそもの実施内容や量(仕事量、生産量)をx1.5倍で見積もったこと。

日ごとの管理をしないのは、毎日の進捗で一喜一憂する必要もなく、そもそも実力も日単位で伸び具合が分かるものではないからです。計れないのであれば管理できませんし、管理する必要もありません。

マイルストーンを設けることはすごく大切です。大日程での本試験合格という目標1つでは息が続きません。適切な時期に適切な中ゴールを設けると目先の目的が明確になりモチベーションも保てます。

1.5倍の時間を見積もるのは、絶対に何かしらの用事や学習できない時間が発生しますから、100%かつかつで予定を立てはまずうまくいきません。5割増ってこれまたいい加減過ぎるかもしれませんが、これまでの体験からこのくらい見積もっておかないとすぐに計画が遅延してリカバリーできません。ものの本には計画策定時の時間は1.4倍で見積もれとも書かれていましたのでまんざらで悪くない数字だと思います。

計画は立ててからが本番です。かっこいい計画を立てることが目的ではありません。
また計画は最初に1回立てたからそれをそのまま実行するものではありません。
定期的に、マイルストーンごとに進捗具合を確認して計画を見直し修正していくことが大切です。

最初に立てた計画にこだわったり、できない計画をいつまでも引きずってはいけませんよ。

次回は、進捗を何で計ればいいのかについてお話します。
あなたは、時間で計ってますか?量で計ってますか?