ちえてらすコンサルティング

障害者の就労・雇用促進フォーラム2

障害者の就労・雇用促進フォーラム■レンガづくりと石垣

秦先生が強調されていたのは、「障害者」だから仕事ができない、能力が無いといった偏見を捨てろということです。私たちは障害者だからとなめているのでは?と。
これにはぐさっとやられちゃった。
健常者の目線での尺度、評価、仕事を考えてなかったから。別の話になるけど、子供のイベント「とさっこタウン」の話を聞いたときも「子供の力はすごい。子供をなめちゃいかん」と話されてたことを思い出された。
僕たちは社会的弱者だから、仕方が無い、守ってあげないといけない、能力が無いって、高飛車に上から目線で見ているのかもしれない。

長野県がOJT制度という名前で障害者の企業実習を支援しているそうです。
企業側に実習を受け入れたから障害者を雇用してくれではなく、純粋に実習だけでいいからといった姿勢でやられている。まずは、障害者に働くことを経験してもらうこと、それを繰り返して自分にあった仕事を見つけてもらうこと、実習の様子を見ながら企業側から雇いたいと言ってもらえるようにすること、それが大事だと言われてた。

「障害者の就労・雇用促進フォーラム」に参加させていただいて、「働く」ことについて深〜く考えさせられた。
毎日普通に働いてると、「働く」ことの意味を忘れてしうもんね。当たり前すぎて。
社会に出て働くことの”喜び”・”誇らしさ”、働くことでしか人間は生きていけないってこと。
「働く」ことで病気も治ったり、幸せになれること。「働く」って人間の尊厳に関わることだもんね。

ヨーロッパの町並みや建物はレンガなどでしっかりとくっきりと完璧に美しい形を保っている。
それに反して、日本の石垣は様々な大きさの石が組み合わさってできており、そのおかげで堅牢になってる。
”石垣”って見方を変えると多様性の象徴で、多様な人が集まることで企業力を高めることができるとも考えられると思う。
難しいのはその“組合せ”だけど。
ヨーロッパ式のレゴブロックみたいなものだと何となく組んでも形はできるけど、日本式の石垣は組むことすらできないもんね。

それでも、誰もが「働く」ことが当たり前の社会を目指したいと誓わせるセミナーでした。