ちえてらすコンサルティング

諏訪商工会議所のコ・ワーキングスペース

諏訪商工会議所では直営でコ・ワーキングスペースを運営しています。

コ・ワーキングスペースは一時ブームで、長野県にもいくつも開設されています。

そのほとんどは民間で、都会のそれを見習った今風のものが多く、macをもったデザイナーやクリエイターと呼ばれるフリーランスの方たちの交流の場となっています。

諏訪商工会議所が直営しているコ・ワーキングスペース「スワボ」は、そういった民間のものとはちょっとコンセプトの違うものでした。その辺りを諏訪商工会議所諏訪中小企業相談所の宮坂所長からお聞きしました。

「都会や民間のコ・ワーキングスペースとはちょっと違う。
mac片手のクリエイターというよりも、近所のシルバー層でちょっと何かやりたい人とかが集まっている。
そんなにハードにお金はかけておらず、wi-fiがあるくらい。
事務所登記できるようにしているため、女性の創業者が自宅を公表しないでいいので重宝がられている。
嘱託の相談員を配置しているので、そこでいろんな相談を受け付けており、こういったソフト面を重視している。
駅前商店街がシャッターを閉ざしている店舗が多く、空き店舗と一見みられそうだが、それは違う。
道路に面した店舗のすぐ後ろには居住空間があり、そこで生活している。他人から見ると空き店舗となるが、別に空いている訳ではなく、そのことに口出すことはできない。
だから、ただのコ・ワーキングスペースとしての機能だけではなく、駅前再開発の一環で駅前に居住している住民からの情報収集の場としても機能させている。」

一般的なコ・ワーキングスペースとは違った上諏訪駅前ならではの立地と機能には面白い取組みだと感じます。
地方で都会を真似たコ・ワーキングスペースを作り、今風の職業の人たちが集うこともいいですが、こういった地方ならではの取組みもまた新しいものです。
来年には岡谷にFabLabもできますし、茅野駅前でもコ・ワーキングスペースができるそうです。長野県でも新しい形のコ・ワーキングスペースが増えていくことに中小企業診断士の立場としては期待大です。

コ・ワーキングスペース「スワボ」
http://www.suwacci.or.jp/info/000998.html