ちえてらすコンサルティング

[1080] 仕掛学(しかけがく)

仕掛学(しかけがく)とは、人々がわかっちゃいるけどなかなかできない行動をうまく誘発させて課題解決を図る方法のことです。

「したほうが良い」と直接伝えても効果がないので「ついしたくなる」ように間接的に伝えて結果的に問題を解決する、ことです。

そんなことって世の中にいっぱいありますよね?

例えばゴミの不法投棄にしても「ゴミを捨てるな」と看板を出しても効果が薄いとなると監視カメラを設置したり警備員を置いたりと、どうしても「モノ・装置」などに頼り大げさ・複雑。高価になっていきます。

しかしそれって一人一人の行動をちょっと変えれば解決することです。
先ほどのゴミ捨て場に、お地蔵さんや鳥居みたいなものを設置すれば「ここは神聖な場所」という認識からゴミ捨てが減る可能性があります。

「装置中心アプローチ」から「行動中心アプローチ」への転換です。

行動で問題を解決する ことができれば、コストも少なくてすみます。
仕掛けによる「物理的トリガ」から、やっちゃいけないorやりたくなる「心理的トリガ」が誘発され、その結果「行動の変化」が起きるという流れになります。

 

「仕掛け」の定義(FAD要件)

①公平性(Fairness):誰も不利益を被らない。
②誘因性(Attractiveness):行動が誘われる。
③目的の二重性(Duality of  purpose):仕掛ける側と仕掛けられる側の目的が異なる。