【詐欺】緊急報告: 京都府警を名乗るマネーロンダリング詐欺未遂の電話対応 #詐欺

京都府警を名乗る電話によるマネーロンダリング詐欺未遂の全体経過
1. 発信者の名乗りと連絡の経緯
- 発信者は「京都府警本部 捜査二課 田口」と名乗り、中村氏に電話。
- 伏見警察署からの捜査協力要請を受けて連絡したと説明。
- 中村氏に伝えたいこと・確認したいことがあるとし、会話を開始。
2. 会話の進行と内容
- 捜査中の内容であるため、情報漏洩防止の観点から「一人で聞いてほしい」と要請。
- 中村氏は出張中で自宅にはいないが、周囲に人がいないことを確認。
- 発信者は、電話での会話に1時間から1時間半ほどかかると伝えた。
- 発信者は「資産洗浄(マネーロンダリング)事件の捜査中」と説明。
- 容疑者の近くから「中村健」名義のPayPay銀行キャッシュカードが押収されたと主張。
- そのカードが犯罪に使われていると説明。
- 中村氏は「PayPay銀行のカードをなくした覚えはない」と回答。
- 発信者は「犯人が自動でカードを作った可能性がある」「同様の被害者が多数いる」と説明。
- 中村氏にカードの有無や紛失・盗難の有無を確認。
- カードの作成時住所を読み上げて確認を求めるが、住所が一致しない。
- 発信者は「中村氏がカードを作ったかどうかを確認したい」「中村氏に容疑がかかっている」と主張。
3. 電話の信憑性に対する疑念
- 中村氏は「警察を名乗る詐欺が多い」と指摘。
- 発信者は「本部からの依頼で電話している」「操作用の専用発信ダイヤルを使っている」と説明。
- 中村氏は「京都府警本部 捜査二課に直接電話して田口氏が出るか確認したい」と申し出。
- 発信者は京都府警本部の代表番号(075-451-9111)を案内し、「捜査二課 田口まで」と伝える。
4. 京都府警本部への確認
- 中村氏は実際に京都府警本部の代表番号に電話。
- ガイダンスに従い、担当者に事情を説明。
- 「捜査二課 田口という者は存在しない」「同様の問い合わせが多数ある」「詐欺電話であり、京都府警からの発信ではない」と明言される。
- 代表番号を案内されるケースが多いこと、詐欺電話への注意喚起を受ける。
5. 事例の特徴・注意点
- 発信者は警察官を名乗り、捜査協力や容疑をちらつかせて個人情報や対応を引き出そうとする。
- 実在しない警察官名や事件を持ち出し、信憑性を装う。
- 代表番号への折り返しを促すことで安心感を与えようとするが、実際には詐欺。
- 京都府警本部も同様の相談が多発していると認識。

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