IWGPとの付き合い

石田衣良の「池袋ウエストゲートパーク」(I.W.G.p.)シリーズ。

池袋を中心としたストリートで起こる事件を街のトラブルシューター真島誠が友人たちと協力して解決していくストーリーです。お話しはその時々の次代の世相を反映したもので、社会問題にも切り込んだ新鮮なものです。

第1巻が出版されたのは1998年。僕は2000年にテレビドラマ化されてからのファンですが、もう20年近い付き合いです。実際にIWGP(池袋西公園)も何度も訪れました。

この20年間で世の中は大きく変わりました、物質的にも精神的にも。

主人公の誠たちは最初はPHSを使っていたのが今ではスマホだし、1巻では20代前半だった誠も20代後半、以前より落ち着いてきて腕力よりも頭を使うようになっています。出くわす事件も勧善懲悪にもいかず苦々しく幕を引くこともあります。

時間は流れているんだな、と思います。

15巻目のこの本のタイトルは、東南アジアからの技能実習生などを食い潰す連中の話。僕が関与している企業にも一昨年ならベトナムからの留学生を受けいれているので身近な話題としてストーリーの入り込めました。

来年アニメ化の予定もあるので、まだIWGPを知らない方はぜひ読んでみてください。

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