ホームページの運用にVPSという仮想サーバーを使っています。
VPSとは自分自身で管理者になってサーバーを構成できるので、好きにいろんなことができます。
しかしその反面、自分でプログラムをインストールしたりバージョンアップを行わないといけません。
多少ソフトウェアのバージョンが古くてもセキュリティ上問題なければ、下手にいじったりはしません。下手にバージョンアップして今動いているサービスが動かなくなるかもしれないからです。
ですので、バージョンアップの際にはバックアップを取ってテスト環境を用意してそこでまずバージョンアップのテストを行ってから本番という流れです。この流れは実際に仕事でコンピューターシステムに関わってきた経験からですし、絶対に大丈夫と思ってバージョンアップして失敗したこともあったため、安全策をとるにこしたことはないと思うようになりました。
今回は、PHPというプログラムのバージョンアップでした。5.4系から5.6系へのバージョンアップです。
5.4系は2015年9月にサポートが終わっておりさすがに古くなってきました。最新のPHPは7系なのですがこれはこれで新しすぎて周りのプログラムが対応していないため、5系の最終バージョンである5.6.29に更新しました。
同系列のバージョンアップなので結果的には何の問題もなく終わったのですが、作業中はどきどきものです。
ライブラリのバージョンアップ、依存性の回避、エラーを無視してのインストール、なかなか手間がかかりました。
自分のサーバーなので自分で全部面倒をみないといけないので、年に何回かはこういった大作業に出くわします。
この対応もいい経験なので楽しんでやってはいます。
これで一安心です。