採択率は50%
6月28日夕刻、平成30年度補正予算「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」の補助事業者の採択結果が公表されました。
採択された企業さま、おめでとうございます!
応募総数14,927者で7,468者が採択(早期採択分の332者を含む)されましたので、採択率はちょうど50%となります。
早期採択分が1,111者の応募で332者採択なので採択率は30%。
これらを差し引くと今回の採択では13,816者で7,136者となり採択率は52%となります。
昨年の採択率が1次募集では、募集17,275者で採択 9,443者と過去最高の55%の採択率でしたので、少し厳しくなったといえるでしょう。
昨年の2次募集の採択率39%の際に支援先が採択されていたので、基本的な申請書の書き方は心配はしていなかったのですが、やはり結果が発表されるまでは安心できません。
支援先は無事採択!
中小企業診断士の仲間でつくっている信州ビジネスサポートフォーラムLLCを立ち上げて中小企業の支援に関わらせていただいています。当社が支援した先は全社採択されていました。
よかったです!支援先の企業さまの事業を加速させることに役立つことができました。
僕も2社担当させてもらい、数回にわたって支援先企業の社長や担当者さまとみっちりヒアリングさせてもらい、その企業の事業計画をまとめることができました。
今回の補助金申請ではページ数の制限がかかったので、限られた枚数でいかに効果的にわかりやすく記述するのかに苦労しました。
図表をふんだんに入れてビジュアルにわかりやすくしたいのですが、そうすると相反して書く文字数が減ってしまいます。この板挟みは大変でした。
補助金審査ですから、申請書の内容だけでなく加点項目があるかないかでも採択に響きます。
先端設備導入計画、地域経済牽引事業、総賃金1%賃上げなど、万全の姿勢でのぞみました。
総賃金1%賃上げ加点は全申請企業の7割以上が申請していたので、これをやらなかったら危なかったかもしれません。その甲斐もあって採択にいたったものだと思います。
8月には2次募集が
これから補助事業がスタートし支援先企業の将来を見据えた取組が始まります。補助金は真水で入ってくる資金なのでとてもありがたいものです。補助金頼みはいけませんが、この資金を有効に活用して事業の加速化に取り組むことができます。
今回残念ながら採択されなかった企業は、今回申請書を作成しているので十分な土台はできています。2次募集も8月までに開始するそうなのでぜひ再チャレンジしてください。
来年チャレンジされようと思っている企業のみなさんはこれから来年を見据えた準備に取りかかってください。