平成27年4月から商標にあたらしく、音・動き・色・位置・動き、の5つの種類が加わりました。
その中から「音商標」の面白い事例をご紹介します。
これらは「特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)」から聞くことができますので、ぜひいろいろ調べて下さい。面白いですよ!
■商願2015-029816 カラータイマーの音
「ピコン」と聞こえる単音の電子音が、計40回繰り返される。最初は\一定の速度、一定の音程で繰り返されるが、14回目の繰り返しからは\反復の速度が早まるとともに音程がなだらかに上昇する。28回目の繰\り返しで反復速度が最も早くなり、同時に音程も最も高くなる。以降\40回めまで最も早く、最も高いまま繰り返され、最後3回ほどは反復\速度、音程はそのままに音量が小さくなり、フェードアウトする。著名\なテレビ番組ウルトラマンに登場する、ウルトラマンに与えられた戦闘\時間(3分間)を知らせる効果音として広く周知されている。
説明も面白いですね!
■商願2015-029853 ウルトラマンの「シュワッチ!」
男性の声で「シュワッ!(人によっては、シュ\ワー、シャーなどと聞こえるかもしれませ\ん)」と叫ぶ声に、電気的に加工を施して残響\音を付加した音で、長さは約2秒。\著名なキャラクターであるウルトラマンの声。
■商願2016-014546 カルビー
あの「かるび~」って音です。
現在はどれも審査中ですが、音まで商標になるとは知的財産権の活用がよりシビアになったことでしょうし、いろんなものに権利を主張できる時代になったということですね。
新しいタイプの商標の保護制度について
https://www.jpo.go.jp/seido/s_shouhyou/new_shouhyou.htm