飲み比べしています。
アルゼンチンのマルベックとオーストラリアのシラーズ。
どちらも赤ワインでは有名な品種ですが、単体で飲んでわか
るかというと、う~~ん、難しい。
赤の代表格といえばカベルネ・ソーヴィニヨン。
濃いガーネットで香りも独特、飲むとタンニンが効いててす
ぐにカベルネ!ってわかります。
で、マルベックとシラーズです。
マルベックも濃いガーネット、カベルネより濃い、黒っぽい
感じです。一見、外観からは濃いめのカベルネ?と思っちゃ
いました。
シラーズは、ルビー色。でもこれもカベルネと間違えそうで
す。
香りには明確な違いが出ています。
特にシラーズは独特の黒コショウ、僕にはタール臭に思えるの
ですが、の臭いがします。
マルベックは中庸な感じであまり臭いを感じませんでした。
飲んでみると・・・
シラーズは旨い!いっぺんに飲めないので数日に亘って飲ん
だのですが、冷蔵庫保管で5~6日は大丈夫でした。
このシラーズは樽熟後にさらにウィスキー樽で2段熟成した
もので、ほんとに濃厚でタンニンもしっかりしてて素直に
「うま~い」というものでした。
マルベックはまだ僕が飲み慣れていないせいか、はっきりし
たシラーズと比べるとおとなしい味でした。
比べて飲むと面白いです。
単体ではわからない個性がわかりやすくなります。
2本開けるのは勇気いりますが、やってみるといいですよ。