12月13日、令和元年度補正予算案が閣議決定されたのを受け、経済産業省関連の予算案概要が公表されました。
来年度も中小企業支援策として、「ものづくり補助金」「小規模事業者持続化補助金」「IT導入補助金」の3大補助金は継続される見込です。
資料によると今回の経産省関係の補正予算は過去10年で最大の9,135億円。3つの柱があり、①災害からの復旧・復興と安全安心の確保、②経済の下振れリスクを乗り越えようとする者への支援、③未来への投資と今後を見据えた経済活力の維持・向上、となっています。
①災害からの復旧・復興と安全安心の確保
・台風19号等の被災中小企業の生業再建支援として、グループ補助金、被災地向け小規模事業者持続化補助金
②経済の下振れリスクを乗り越えようとする者への支援
・生産性革命推進事業(仮称)を創設。ここに「ものづくり補助金」「小規模事業者持続化補助金」「IT導入補助金」の3大補助金がはいります。働き方改革への対応、賃上げに積極的に取り組む事業者を優先的に支援とあります。補助金申請時の加点ポイントとなりそうです。
・よろず支援拠点等の充実
・事業承継の円滑化
③未来への投資と今後を見据えた経済活力の維持・向上
・サポカー補助金
・ポスト5G
・教育のEdTech化
・キャッシュレス・ポイント還元事業
中小事業者にとっては、「ものづくり補助金」「小規模事業者持続化補助金」「IT導入補助金」の3大補助金、事業承継、キャッシュレス・ポイント還元事業などは関心の高いところですね。補助金については今年の申請書を参考に準備しておくとよいでしょう。