小規模事業者持続化補助金の第3次募集が今月末までとなっています。
補助率2/3で最高50万円まで補助されるもので、新しい事業の広報や店舗改装などに使える人気の補助金です。
何件か申請書のアドバイスをさせていただいていますが、内容はとてもよいものにも関わらず表現の仕方、書き方にちょっと手直しが必要なものが多いと感じます。
申請書を記述する事業者のみなさんは自らの事業のための資金ですから、必死に熱い想いを書かれています。
しかしちょっと視点を変えてみて下さい。申請書を審査する審査官は何十という申請書を読むことになります。しかも1つ1つにそんなに長い時間もかけてられません。
ということは、短い時間で審査官に自分の事業を理解してもらって、「なるほどこれなら補助金が必要だ」と思ってもらわないといけません。
つまり、読みやすい文章、論理的につながっている文章を心がけるということです。
申請書の各項目の審査のポイントは、「日本商工会議所 平成26年度補正(平成27年実施) 小規模事業者持続化補助金」のページにある、「公募要項」が大きなヒントになっています。
公募要項の各様式の書き方例のところに書かれている黒四角で囲われた部分が何を求めているかそのものです。
この求められている内容を含んでいること、そこをまず確認してください。
次に書き方についてはテクニックになるのですが、
・長い文書は避ける。100~150文字で1文章。
・箇条書き、票などを用いて、一目でわかるようにする
・段落毎に先頭一文字空ける。
これだけでもものすごく読みやすくなります。
続く