さしこが中小企業を救う!?

逆転力 ~ピンチを待て~「後輩たちを見ていると、正統派のアイドル路線にこだわりすぎて、個性がうまく出せない子たちが多いとなと思います。
 同じ土俵で、同じルールで同じ武器で戦ったら、負けるのは目に見えているじゃないですか。
 だったら、土俵を変える。相手の土俵では戦わない!」

「AKB48と同じことをやっても、勝ち目はない。SKE48やNMB48と同じことやっても勝ち目がないんです。
 同じ曲、同じルールで戦っても、積み重ねてきた時間も違うから、比べられたら負けるだけ。
 比べられると負けちゃうなら、比べられないようなことをすればいい。」

指原莉乃

どうです、皆さん!この言葉。誰が言っていると思います?AKBのさしこですよ、さしこ!
まさに中小企業の生き残り戦略そのものじゃないですか!

大企業とまともに張り合っても勝ち目はない。
自分の強みを生かして自分のルールで戦う。これぞ中小企業の戦略です。
と、同じ事をAKB48のさしこが言ってるんですね。

単なるプロデューサーに踊らされてる操り人形のアイドルって思ってましたが、見直しました、というか、ごめんなさい!

僕が関わらせてもらっている地元信州のラーメン屋さんも「九州豚骨 ○○屋」と店名を出してしまうと、味が薄いだの、あれは本場とは違うなどと比較されてしまいます。九州出身の僕だって本場九州豚骨とうたっている地元のラーメン屋だと違うなぁって感じます。こう言っちゃ元も子もないけど、信州で本場九州ラーメンといっても、本場の博多に敵うわけ無いし、きっと違うよなと経験上そう思います。

でも、例えば「信州豚骨」とか「信州味噌ラーメン」という新しい土俵を作れば、それは九州豚骨とも札幌味噌ラーメンとも違う、新しいジャンルの商品です。

100%違う名前ではなく、信州(これは新しい定義)+豚骨(既存のラーメンのイメージ)である程度抵抗感なくはいっていけます。
そして新商品ですので、味も見た目も自分独自で決めれちゃいます!「ルールは自分で作る!」ですよ!

軽い気持ちで手にした本でしたが、仕事術や嗜好術など面白いのでまたご紹介します。

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