とさっ子タウン

「若者と地域の方々が集い語り合う地域フォーラム」3月2日(日)松本大学の地域づくり考房「ゆめ」主催の「若者と地域の方々が集い語り合う地域フォーラム」に参加してきました。

12月に塩尻に来られた、土佐で活動されている畠中さんが講演を聞こうと思ったからです。
「まちをタノシム」というタイトルで「とさっ子タウン」のお話です。
「とさっ子タウン」とは、
”異年齢間のこども同士のコミュニケーションの場や、生まれ育った地域に対する誇りを持てるようなきっかけづくりを目的とした催しで、たくさんの仕事を通して、社会の仕組みを知ってもらうことも狙いのひとつです”(パンフレットより)
です。キッザニアみたいなものですが、その運営をNPOやボランティアやらが行って地域の活性化につなげていっている仕組みです。

その仕掛けが実によくできており、県も街も企業もお役所も協力して運営しているところがすごいです。
基本的に準備は大人たちが行いますが、2日間の開催日は街の運営は子供たちに任せて、どうしてもって時だけ大人が手助けを行う形です。
子供たちが街に入るとまずはハローワークに行って職を探します。
労働は30分、60分、90分、120分と種類があり、労働時間に応じてお金(トスというそうです)を銀行で受け取ります。しかし、税率10%を税務署に納めなければなりません。

とさっ子タウン仕事は銀行、テレビ局、新聞社、警察(ここでは指紋採取が体験できます。科捜研の協力を得たそうです)など、地元のたくさんの企業が協力してくれています。
市議会や市長選挙もあったりします。

「とさっ子タウン」の仮想通貨トスを現実の商店街で使えるようにコラボレーションもやられており、子供が行くから親も兄弟も商店街に行くと言う流れで商店街にお金が落ちるようにもなったそうです。

また参加できるのは小4~中3の子供だそうで、実行委員のボランティアは大学生からだそうです。
そして「とさっ子タウン」に参加していた子供が今年ボランティアスタッフとして初めて仲間入りしたそうで、打ち上げの時にその子たちが「じぶんたちがあんなに楽しんでたとさっ子タウンの裏には、こんなにたくさんの大人たちの協力があったんだ。ありがとうございました!」と挨拶し、涙涙だったそうです。

「タノシム」最後に、持続的な地域活動を進めるポイントとして、

多様な視点でまちを見つめ直す
のんびり、無理をしない
しんどさをエネルギーに
向き合い、認め合う気持ちを大切に

頭文字をとって「タノシム」とくくられました。

僕たちが地元で地域活動に携わっていく際に、のんびりと「タノシム」ことが大切だとあらためて思います。
子供の力をなめたらアカン!ってのも印象的で、この講演の後で行われた大学生交えたワークショップでも、あまり大人大人していばっちゃいかんなぁって感じました。
今年の夏の「とさっ子タウン」は視察に行かないといけません!

※懇親会の際に、「とさっ子タウン」企画の裏話をいろいろお聞かせいただきました。
簡単に早くやれることと、慎重に入念に企画して戦略を練ってやるものと区別しないといけない。
「とさっ子タウン」は実行まで2年近い時間がかかっています。地元の企業の協力の取り付け、資金集めなどじつによく考えられて実行されています。

懇親会で

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