やっぱり、挑戦するしかない!

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長野県よろず支援拠点1周年記念講演会、ゲストとしてお呼びしたのは株式会社ビザスクの端羽英子社長。
日本では初めてのビジネス向けのスポットコンサルティングサービスを運営されています。

スポットコンサルティングとは、Yahoo!知恵袋のビジネス版みたいなもので、企業などが市場調査や何か知りたいときにビザスクに登録されている専門家から教えを請うというものです。専門家の大半は会社員やそのOBです。
もともとが経産省の「多様な人活支援サービス創出事業」から始まったもので、成熟分野の経験やスキルを成長分野へもっていくことが目的です。

ひとりがもっと産み出す

僕もプロボノ浸透を目指していますが、どっぷり浸かるやり方でなくても、ビザスクのようなスポット・短期間の支援も敷居が低くてとてもいい試みだと思います。
自分の会社だけでは生かし切れない、会社を卒業してしまった方の知識、などなどもっともっと個人の持つ知識の再活用、異分野への適用は、労働人口が減る一方の日本では取り組むべき課題です。

いろいろあっても、働き続けるには?
いろいろあっても、認められるには?

端羽社長は女性でお子さんもいます。
以前は結婚されていて、会社勤めもされていましたが、出産や夫の留学などで2回も会社を辞められています。
そして離婚を機にこりゃまずいと働き方を考えます。
子供がいて時短勤務で申し訳無い、ごめんなさいと周りに思いながら働くのではなく、ハンディはあるかもしれないけど、みんな私と働きたいよね!って思われたい。
そのためには強みは自分がデザインしないといけない。
端羽社長がMBAを受験する際に、これまで満足に働いた経験もなく自分をどうPRしていいかわからなかったときに、アメリカ人からこう言われたそうです。

あなたは、若いし、日本人だし、子供もいる働いてるお母さんだ。
”Young Japanese Working Mother”
若い日本人、子供のいるお母さん、働いている女性、それぞれはいるかもしれないけど、全部掛けあわさっているのは貴女だけだ、と。

自分の強みは、キーワードのかけ算です。

自分には何もないことはなく、いくつかかけ算すればそれは他の誰でもないあなたオンリーの強みになります。

女性の創業支援を行っている僕としてはとても響く言葉でした。

株式会社ビザスク

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