シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリー②テイスティング編

お楽しみのテイスティングです。

ワインギャラリー内のプレミアムコース用のテイスティングコーナーに向かいます。
楽しめるのは6種類のワイン。どれもかなりのプレミアムワインです。これだけでもツアー代のお釣りがきます。

プレミアムコースのワインたち

きいろ香とグリ・ド・グリ。色がまったく違う

 

それぞれの感想。

①甲州きいろ香 キュベ・ウエノ
メルシャンがボルドー大学との研究で発見した甲州種にある柑橘系の香り”きいろ香”。慎重に香りをかぐと、グレープフルーツ様の柑橘系の香り、黄色い小さなお花の香りがします。飲んでみるとコクがあって酸味も広がり見た目の印象よりは強い感じです。

②甲州グリ・ド・グリ
オレンジワインといわれるものです。熟成させているので、ビターチョコレートやバニラの香りと味です。以前飲んだ本家ジョージアのオレンジワインはちょっと口に合いませんでしたが、このグリ・ド・グリはロゼよりは白に近い感じのワインで、コクもあって美味しいと感じました。

③北信シャルドネ アンウッデッド
長野県のシャルドネです。木樽熟成していないシャルドネ本来の香りを楽しんでとのことでしたが、これがシャルドネ?という香りです。柑橘系、パイナップル、でもバニラっぽい香りも感じました。木樽ではないのに。味は酸味がやわらかく口中に広がり、柑橘系の余韻。これも美味しいです。

④北信シャルドネRGC千曲川左岸
気になっていた右岸・左岸シリーズ。お値段も高いものです。アンウッデッドと比べると木樽由来のバニラ、チョコレート香が強く、香りを嗅いだだけで期待感が高まりました。味わいは酸味と苦みがいいバランス。余韻も長く続きます。アンウッデッドも十分美味しいのですが、このワインはより複雑味のあるもので、温度帯も高めがいいかと思いました。

⑤穂坂マスカット・べーリーA
今回1番好きだったのがこのマスカット・べーリーA。山梨県を代表するぶどうである、甲州とマスカット・べーリーA。塩尻産のものも飲んでいて、甘くチャーミングな味わいが大好きです。穂坂マスカット・べーリーAはまずは香りに圧倒されました。イチゴ様のベリー系の甘い香り、ずっと嗅いでいたいくらいたっています。味わいは酸味が柔らかでタンニンもきめ細かく溶け込んでいる感じ。余韻にベリーの甘い香りが最後まで続きます。しばらく置いておくともっと香りがたってきて驚きです。

⑥マリコ・ヴィンヤード・メルロー
上田の丸子町の畑のメルローです。タンニンがまろやかに溶けもんでおり、後味に舌に絡みつくような収斂性のある苦みを感じます。6種類の中では一番、赤ワインという感じの赤ワイン。メルローってこんな感じだったっけ?と塩尻の桔梗ヶ原メルローとはまた個性が違いました。

テイスティング後には、なんとワイン1本500円引きのチケットもいただける大盤振る舞いのプレミアムツアーでした。
ぜひ、機会をみつけて行ってみてください。楽しいですよ!

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