ワークライフバランスはいらない?

family_danran_big「ワークライフバランスはいらない」なんていうと、ちょっと時代錯誤の感を感じる人もいるかもしれませんが、この「ワークライフバランス」いったいどうなんでしょうか?

日本では平成19年12月18日「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」・「仕事と生活の調和推進のための行動指針」を政府が定めています。

この中で「ワークライフバランス」が必要になってきた背景として、
①仕事の2極化(正社員、非正社員)
②共働き世帯の増加と変わらない働き方・役割分担意識
があり、このことで仕事と生活の間で問題を抱える人の増加してきたからとなっています。
少子化対策や労働力確保が社会課題となってきており、多様な働き方の選択の実現が必要となり、働き方の見直しが、生産性の向上や競争力の強化に=「明日への投資」につながるとしています。

ここでいうワークライフバランスは「仕事と生活の調和」と定義されています。調和=ハーモニーです。
バランス=調整する、均衡点を得るというイメージよりももっと上位の概念だと感じます。
バランスだとどうしても何かを捨てないといけなくなります。二者択一です。

しかしながら、これまで働いてきて体感してきた「ワークライフバランス」は、あまり仕事をしない、育児休暇をとる、ワークシャアリングなどなど、「そんなに一生懸命に働く無くていいよ」という感じを受けました。

最近では仕事とプライベートの境があいまいになってきており、どこまでが仕事でどこまでがプライベートなのか線引きできない、線引きすることすらナンセンスな時代です。これは個人事業主に限らず会社勤めの方もそうではないでしょうか?

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