僕たちはガンダムのジムである

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タイトルに釣られて買った本がなんと同じ作者じゃないですか!
こんなこともあるんだって少し驚きました。

先に読んだのが「意識高い系」、次が「ガンダムのジム」。
基本的に書いてある内容は同じ感じです。

ざっくり丸めて言うと、「一般人が無理に意識高く、自己ブランド化や自己表現に凝らずに今ある仕事をきちんとこなしましょう!」という内容でした。

学生だけでなく会社生活もある程度過ぎると、「このままでいいのか?」「何となく将来が見えた?」みたいな閉塞感に陥ります。僕もそうでした。
そうなると、やたら自己啓発本を読んだりセミナーに出かけたり、資格取得に走ったりします。僕もそうでした。

僕の場合、神田昌典本にものすごく影響受けましたし、東京までセミナーとかにいくと前向き・キラキラした人たちでいっぱいで、「今の会社なんてくずだ!」と思ったりもしました。もっと自分を磨いてブランディングしなきゃ!と。

著者の常見さん自身も同じように自己啓発にかぶれ意識高い系を経て、この本を書いていると告白されています。
僕も同じように読書、自己啓発、セミナーを経験してきたからこその今です。

士業にとっては自分ブランディングは大切ですが、一般ピープルまで変な肩書きつけたり、やたら行動が格好良かったりするのはどうかなぁと思います。士業でさえ、ブランド「イメージ」ではなく、本当の「実績」、そこから生まれる「信頼」こそが大切です。

虚勢を張らず、自分を自分以上に無理にきらびやかにしなくともいいと作者同様思います。

でも、だからといってただ今の仕事を黙々続けることだけが正解ではないと思います。

著者の意見は今の「現時点」として捉えると、変な自己啓発せずにきちんと仕事で成果をだすことはいいと思います。
が、会社員生活は所詮、60~65です。続いたとしてもね。
会社がつぶれるかもしれないし、任期満了になったとしてもその先20年以上は生きる訳ですから、自己啓発も自己ブランディングも必要です。

この「働き方」のテーマは正解はないとしても、自分が意識してそうしたいものです。

行き過ぎた自己啓発、自己ブランディング、カッコいい仕事術、そういったものに踊らされている感がしています。

これから僕自身を振り返りながら考えていきたいと思います。

とりあえず、この2冊の本は読んでみていいと思いますよ!

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