当社のサービスの建付

とある企業で社長さんにコンサル提案をする機会があったので、自社(ちえてらすコンサルティング)が提供できるサービスについてあらためて考えてみました。

自分の棚卸に近いのですが僕の場合、

知的資産経営(根源となる考え方)×中小企業診断士(としての経営知識)×ICT(による具現化・効率化)

の3つのかけ算で支援を行っています。ターゲットは「現場」。中小企業の持つまだ発揮し切れていない「現場力」を高めることに注力しています。

 

知的資産経営、ナレッジマネジメント(Knowledge Management)とはかれこれ20年来取り組んでいる最大のテーマです。人が持つ可視化されていない、文書化されていない能力や知恵に着目し、それを企業活動に生かすものです。知恵は他の経営資産と違い、使えば使うほどブラッシュアップされていきます。無くなったりしません。これこそが、中小企業最大のリソースです。

 

中小企業診断士として、考え方のフレームワーク各種国の制度活用、認定支援機関としての機能など、一般の経営コンサルタントにはできないサービスが多々あります。たくさんの事例やさまざまな経営者の悩み相談を受けてきた経験は頭だけでなく、腹に落ちたものとなっています。

 

それらを用いて課題を解決する具体的な手段としてICTがあります。何でも電子化すればいいってものではなく、前の2つ(知的資産経営×中小企業診断士)があっての、解決手段としてのICTです。電子化しなくていいのであればそれはそれでOK。しかし、今の時代、効率化・省力できるところは実施して本業に注力すべきです。技術者としてではなく、経営の中にどうICTを活用するかといった視点で考えています。

 

こういった支援を行い、その企業が本来持っている能力が十分に発揮できる状態、それが、「リソースフルな状態」です。

 

スポーツにしろ、受験にしろ、これまで頑張ってきた成果を本番で出すことは簡単ではありません。自分の力を本来の姿で出させるためにはそれなりの環境や用意が必要です。とても人間的で、心理学的でもあります。

 

計画を立てたから後は粛々と実施するだけ。

こういった言葉も大企業の中では聞くことがありますが、そんな簡単なものじゃありません。

 

論理的思考と情緒的思考、これらを組み合わせた支援が、ちえてらすコンサルティングの特徴です。

 

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