ビジネスの現場でPDFファイルはよく使います。
PDF(Portable Document Format)はAdobe社が開発したフォーマットでISOで規格化もされているものです。
PDFを閲覧するだけなら無償のAdobe Acrobat Reader DCが配布されており、また単にPDFを作るだけならMicrosoft OfficeからPDFに出力することができます。ですので、PDFを読む、書き出す、だけならなんの問題もありませんが、PDFを編集したり、電子署名したり、加工したりとなると専用ソフトが必要になってきます。
PDFでそんなことはあまりしないよ、という方も多いかもしれません。
でも、PDF形式の帳票に名前や住所を書き込んだり、PDFを画像などの別形式で書き出したり、とファイルを編集加工することもありますし、もっと簡単には、複数PDFを結合したり、一部ページを削除したりとファイル単位で操作したいシーンもあります。
そうなると閲覧ソフトのAcrobat Readerではなく、編集ソフトのAcrobat DCが必要になります。問題なのはこのAcrobat DCがサブスクリプションになっていて1年で2万円ほど利用料がかかることです。正直、高いです。
Office365は、Word、Excel、PowerPoint・・・などに加え、OneDriveやSkypeも使えて年間2万円弱。PDFだけで2万円は高額過ぎる気がします。
ですので、PDF編集の互換ソフトがいくつも出ており、5千円台とか1万円クラスであるのですが、やはり互換品より本家本元がビジネスで使うのであれば安心です。MicrosoftOfficeも互換品よりやっぱり本家がいいのと同じです。
個人でホビーで使うのであればフリーソフトや互換ソフトでいいでしょうが、きちんとビジネスで使うのであれば、多少高くても安心を選んでしまいます。
僕も、古いバージョンのAcrobatXを使っていたのでAcrobat DCに乗り換えました。最新のPDF環境になったので安心して仕事ができますね。