GW前半からバイク整備に取りかかっていました。
バイクはホンダ・モンキーR。モンキーのスポーツタイプです。モンキーと言えば昭和42年発売の超名車オートバイ。僕と同じ年に生まれたオートバイなんです!
そのモンキーRですが、ここ数年ほとんど乗っていなかったのでエンジンがかからなくなってしまっていたのです。GW前半に何回もキックしてエンジンを始動しようとチャレンジしましたが結局かからず終いでした。プラグが黒くかぶっていることと、ガソリンもかなり古くなっていること、またキャブが詰まっているのかもしれません。
そこで、プラグ清掃のための金属ブラシと新品プラグも購入し、再度作業に取りかかりました。
新しいプラグに交換すると、なんと、あっけなく1発でエンジンがかかりました!前のプラグだと黒く焦げ付いて点火がうまくいってなかったに違いありません。
でも、エンジンがかっかったはいいものの回転が安定しません。キャブを調整してもうまくアイドリングが落ち着かないし、高回転まで吹けあがりません。
もうここまできたら、意を決して、キャブレター清掃をすることに決めました。
小さなモンキーとはいえ、立派なバイクです。キャブを清掃するまではいろいろ部品を外さないといけません。シート、タンク、エアクリーナーも外して、やっとキャブレターに行き着きます。キャブをのぞいてみるとの内面は黒く汚れています。何年もほったらかしにしていたせいでしょうか?パーツクリーナー・スプレーをこれでもかというくらい吹っかけて汚れを落とします。詰まりが無いようにいろんな経路を洗浄していきました。今のバイクは電子制御なのでこんなことは必要ないでしょうが、昔のバイクはキャブレターなので、こういったメンテナンスは必須です。
エアクリーナーもチェックしましたが、これはきれいなものでした。
キャブの清掃が終わり、元通りに組み直して、エンジンをかけると、びっくりするくらい回転が安定しました。高回転まできちんと吹けきれます。やっぱりキャブレターが原因だったみたいです。分解清掃して正解でした。
気持ちよくエンジンが吹けあがるようになったので、仕上げに、これまた何年も代えていなかったエンジンオイルを新品に入れ直して、完成です!!
久しぶりに手を油まみれにしての整備作業でした。20代のころはこんな整備作業はよくやっていたことを思い出されます。
GW中に復活できて良かったです。近場のチョイノリに楽しみたいと思います。