辰野町創業塾3日目です。
初日は創業の心構え、自己分析を行い、2日目はマーケティングの考え方とBMC(ビジネスモデル・キャンバス)を用いて自分の事業のマッピングを行いました。そして3日目の今日は、午前中は「SNSを活用した販売促進」午後は創業計画書作成に取りかかりました。
SNSを活用した販売促進
今の時代、ネットを意図的に使わないという方針があるのでなければやはり使わない手はないでしょう。SNSにしても、Facebook、LINE、twitterなどいろいろありますし、ホームページ作成をとってもどのくらいの予算でどのようなものを作ればいいのか初めての人にはわかりません。
本講座ではそれらをまるっと全体像がわかる内容のものにしています。ホームページ、Facebook、LINE、Googleマイビジネスと概要説明と使い方のポイントをお話しました。
LINEのビジネス版であるLINE@についてはデモを交えながら実際にその場でメッセージを配信したり、クーポンを発行したりと体感してもらえるものです。とくに興味をもっていただいたのが、下の写真にもあるショップカードと抽選の機能です。すでにLINE@にとり組んでいる方もおられましたがまだ知らない機能がたくさんあったようです。
ビジネスプランをつくる
いよいよビジネスプラン(創業計画書)を所定の形式で書き進めるフェーズです。ただしいきなり書くには敷居が高いので、これまでの2回の講義で、自己の棚卸、強み・弱み分析、SWOT分析、BMCによる事業の流れの可視化、さらに参加者の前で実際にそれらの内容を話してもらうといった階段を上がってきていましたので、所定のフォーマットの各項目も十分に記述できるように自然となっていました。
さらに業種別審査事典から受講生のみなさんの業種にあった部分を持ってきて読んでいただくことで、客観的に自分の事業の業界特性や動向も把握してもらうことができました。業種別審査事典とか初めて読むものなので受講生からは「なんとなかう肌で感じてたことがきちんと書かれてあった」「こんな傾向があったんだ」と新鮮な驚きを受けたようです。
またもっと具体的に今年の小規模事業者持続化補助金の形式を用いて実際に採択された申請書を見せながら、相手にわかる書き方のポイントやコツ、テクニックも紹介しました。この内容は補助金申請時のセミナーにもなるもので、ものすごく具体的に事業計画書の書き方を肌で感じてもらえたようです。