論理的なつながりのある文章、ストーリーが通っている、なるほどこれなら補助金が必要だ!と思ってもらうためには、申請書の各項目間の関係性に着目してください。
様式2でいうと、次のようになります。
1 企業概要
自社の生い立ち、置かれている環境。直近の売上状況など。
2 顧客ニーズと市場の動向
外部環境でどのような顧客のニーズ変化が起こっているのか。これに対応することが今回の事業の目的になります。
つまり、自社の勝手な思い込みでなく、きちんとニーズがあるということ、それで市場を獲得できる裏付けとなります。
3 自社や自社の提供するサービス、商品の強み
2の顧客ニーズに対応できる自社の強み。顧客ニーズがあって、それを解決できる自社の強みや資産があること。補助金で機械を買うとすればその機械を操れる人材がいるなどの人的資産も大きな強みです。
4 経営方針、目標と今後のプラン
2~3年の中期的な経営方針。今回の補助金事業はここ半年1年の施策です。その施策を含む少し長めの経営プランを記述します。
これら1~4,顧客のニーズがあって、それを解決できる自社の強みがあって、今回の事業を含む長期ビジョンがあるので、今回のホジキン事業を実施するのです、というストーリーを展開します。