先週、当社のサービスの建付についてお話ししました。
今回は、どうやって支援していくかというお話しです。
企業を支援する場合、
①課題がわかっている場合
②課題がわからない場合(どこから何から手をつけていけばいいのか?)
があります。
①の課題が明確な場合、プロジェクト型で、どういったやり方で、何を、いつまでに解決する、といった方法が可能です。②だと、ほんわかしすぎていてわかりにくいのですが、企業内に入り、関係者からのヒアリングで像をくっきりさせていきます。
基本的には、最初に企業の概要、実情を知るための簡易診断(STEP1)を行い、実コンサル(STEP2)に入り、アフターフォローをします。僕が特に心がけているのは、関係者とのヒアリングです。これは欠かせません。10人、20人は話をします。
次に、課題解決の手法ですが、下図のように、業務フローの中から、重要管理点、ボトルネックを見つけることが重要です。
課題はたくさんあります。大切な業務もたくさんあるでしょう。しかし、それらを全部解決することは一度には困難です。ここだけ治れば8割はよくなる、ここは絶対に外せない最重要業務、といったものに特化して課題解決します。
The Goalで有名な制約条件理論や、食品衛生管理のHACCPの考え方も取り入れて、コストパフォーマンスのよい解決方法を考えます。
それら課題解決を実施するための、課題解決方法が実施できる状態にすることも大切です。ほとんどこれまで考えられていなかったことですが、プロジェクトが上手くいく環境、条件、これが前提条件プログラムです。
別の言い方をすれば、前回お話ししたリソースフルな状態にすることです。
ちえてらすコンサルティングでは、
知的資産経営(根源となる考え方)×中小企業診断士(としての経営知識)×ICT(による具現化・効率化)
のかけ算のもと、上記のようなプロセスでご支援を行っています。