事業主さんのお話しを聞く際に、相手と同じ言葉、相手が理解できる言葉を使ってなるだけ難しくならないように心がけています。僕の場合、インターネット系の相談も多いので専門用語がたくさん出てくるのですが、それをそのまま使っても伝わりません。かみ砕いてわかりやすいように比喩も用いながらお話しします。
また相手の方もご自身の悩みや課題をうまく表現できない場合が多くあります。よくお話しを聞いてそれを解釈してあげることが大切です。一朝一夕でできるようになることではありませんが、これまで何百という事業主さんの相談を受けてきたので体感としてわかるようになりました。場数を踏むことです。
相手が求めていることに応じることも大切ですが、本当にそのことが大切なのか?もって別のことがあるのではないか?相手の話から真の課題を聞き出す力が僕たちコンサルタントには必要です。
その上で、もっとよくなる方法、別のプランなどをいくつか選択肢として提案してあげること。言われたとおりにするのではただの業務代行です。こんなやり方もあるしあんなやり方もある、知っている事例があれば事例を交えながら提案していくと相手もその提案を比べることができます。
まずは、相手と同じ目線より下になってわかりやすい言葉で話すこと。それができれば相手も「この人なら私の話をわかってくれる」と心を許してくれます。