LINE WORKSの特徴は社内だけでなく、許可をすれば一般のLINEユーザーともトークができることです。
個人用LINEと会社用LINEを明確に分けることで私用とビジネスを区分けします。
利用料金は3段階あって、300円/月、500円/月、1000円/月(どれも年額払いの場合)で無料プランはありません。高くはありませんが人数が増えるとコストもかかってきます。
少ししか使っていませんがLINE WORKSを企業のグループウェアとして導入するかどうかというと、かなり限定的かもしれません。
・LINEという使い慣れたアプリなので利用者教育が少なくて済む
・スタンプなど親しみやすいコミュニケーションができる
といったメリットはありますが、
・仕事でLINEのような親しみやすさが必要か?
・システム的な拡張性はない
・LINEという会社の信頼性
という点ではリスクがあります。まだまだLINEという会社自体がビジネス分野での経験が浅く、導入事例も少ないため将来的に不安が残ります。
しかし、20人以下の中小企業であれば500円/月あたりのベーシックプランを使って、与えられたカレンダーとドライブ機能だけで十分となれば、教育費用がいらない分使われやすいかもしれません。実際、とある運送会社ではLINE WORKSを導入して業務連絡などを行っています。利用者の情報リテラシーを高く求めないので実務的にはまわるということでしょう。
ある程度以上の大人数になるならLINE WORKSではないソリューションを考えた方がいいかもしれません。